
ぺんた
期間工になりたいんだけど、「ハズレ工程」ってやつに当たるのが不安……

私は「ある方法」でハズレ工程をアタリ工程に変えましたよ!
こんにちは!当ブログ管理人のあおぺん(@blue_penguin01)です。
期間工は配属ガチャで仕事のやりやすさが大きく決まります。
めちゃめちゃ楽な作業も、血反吐をはくほどいそがしい作業も給料は一緒だからです。
だから配属される作業がハズレだった場合はかなり覚悟が必要。
しかし、残念ながらハズレ工程に配属されるかは完全にランダムです。
同じような年齢・体格でも全然違う工程に配属される可能性は十分にあります。
でも、ハズレ工程になったとしても4つのステップでアタリ工程へ変化させることが可能なんです。
実際に、私も入社当時は仕事がツラくて作業スピードに全然間に合いませんでした。
作業自体はカンタンなのに、出来ない自分がみじめで悔し涙を流したことも。
ですが、今回の4ステップで改善を繰り返した結果、今では毎日鼻歌を歌いながら作業しています笑
今回はそんなハズレ工程について詳しく解説していきます。
ハズレ工程に配属されて今苦しんでいる人、ハズレ工程が心配で期間工になるのをためらっている人の参考になれば嬉しいです!

後半ではそもそもハズレの確率を減らす方法も紹介します!
期間工のハズレ工程ってどんな工程?

ハズレ工程にもいろいろありますが、大きく分けて下記の3パターンがあげられるでしょう。
- 時間的に全然間に合わない工程
- 覚える作業が多過ぎる工程
- 肉体的な負荷がおおきい工程
時間的に全然間に合わない工程
自動車メーカーのライン作業は、日本の製造業の中でもトップクラスのスピードを誇ります。
その中でも花形種目である「組立てライン」では、1~2分半程度の時間で自分の作業を完結させなければいけません。
それを1日中ず~っと、数百車両分くりかえしていく仕事です。
もしも間に合わなかった場合、ライン全体を停止して別の社員にヘルプをもとめることになります。
1人がミスすると全体が止まる仕組みなので、ミスれば責任重大です。
ライン停止を頻発すると、目標生産台数に到達できずに残業が延長したりします。
100人以上の規模が一度に残業がのびるので、結構周りから白い目で見られたりすることも。
結果的に「間に合わない→焦る→ミスる→間に合わない」という地獄のスパイラルにもおちいってしまいます。
1サイクルあたりの作業自体は単純で難しくないのですが、とにかく時間が足りません。
1分1秒を争い、一挙手一投足の効率を高めていく職種なので、常に時間に追われている。
そんなところがハズレと言われる理由ですね。
完成車メーカー・組立てラインなど
覚える作業が多過ぎる工程
上記とは対極に、やらなければいけない作業が多すぎる工程もハズレ工程として名高いです。
なぜなら単純に仕事が沢山でパンクしてしまうから。
例えば部品メーカーや物流担当などは完成車の組立てラインに比べると1サイクルがゆっくりしています。
その代わり自分が担当する作業が複数種類になります。
「Aで部品を台車に乗せて、Bに投入。そのあとCまで部品を取りに行ってDへ……」
なんて感じで1サイクルが30分近くあったりします。
もちろんA~Dの各地点でもそれぞれ細かいルールがあったりするので、特に最初は頭がパンクしそうになります。
あれもこれもやって……と、考えることもいっぱいあるので頭の回転が速くないと大変です。
部品メーカー・物流担当など
肉体的な負荷が大きい工程
クルマの部品は小さなボルトから鉄塊までサイズはさまざま。
その中でもエンジン部分や車体フレームなどを扱う工程では、かなり重いorデカい部品を運ぶ必要が出てきます。
上述の組立てラインでも、作業は簡単でもスピードが尋常じゃないので常にフルスピードで動かなければいけなかったり。
こういった工程では使う筋肉が部分的で酷使しがちです。
同じ動きを延々と繰り返すので、肩・腰・膝・指先などが悲鳴をあげてきます。
最悪の場合、ケガや慢性的な痛みに悩まされることになってしまいます。
完成車メーカー・車体メーカー・ボデー担当など
ハズレ工程に対する具体的な対処法4選

では、もしも自分がハズレ工程になってしまったら、どうすればよいのでしょうか?
今回は具体的に①~④の4つのステップでご紹介していきます。
①まずは作業に慣れるまで頑張る
期間工という職業は肉体労働。
身体的にはキツイのが前提です。
このことはハズレ工程に限らず期間工全てにおいて言えることですが、やはり最初が一番大変です。
作業方法も十分身に付いておらず、ラクな身体の動かし方やコツ・感覚が無いので、初めは身体中が痛くなるでしょう。
熟練の期間工も、正社員だって最初は大変です。
でも、最初の1か月は我慢してやってみましょう。
まずは先輩や上司の指示に従い、動きをマネしてみると良いと思います。
すると少しずつ、でも着実に作業に慣れていきます。
慣れてくれば時間も間に合うし、身体の痛みも減ってきます。
常にフルパワーで動いていたのが、「力まなくても良いタイミング・一呼吸入れられる瞬間」が分かってくるんですね。
一連の作業の中で落ち着けるポイントが見つかれば、気持ち的にも余裕が出てきます。
配属してすぐに「はいハズレ~、即辞めて次に行こ~♪」を繰り返すのは非常に危険です。
繰り返せば、最終的にはどこも雇ってもらえなくなる恐れだってあります。
まずは最初の1か月を頑張ってみる。
それでだめならいろいろと改善のお願いを職制に頼む。
退職を考えるのであれば、せめてここまでは動いてからでも遅くないと思います!

私も最初はどの作業も大変でした。
「こんなん人間の出せる速度ではないダロ」ってずっと思ってました笑
でも慣れてくれば鼻歌交じりでやれるほどに。
大丈夫、大変なのは最初だけ。
②作業の改善を訴える
作業に慣れても、やっぱりこの工程はツライ!ハズレだなぁってときもあります。
そういう時は積極的に改善要求をしましょう。
やりにくいままでは身体を壊してしまいますが、社員や上司は「あなたがどこにやりづらさを感じているか」まで把握していません。
「ここがやりづらい!不便だよ!」「この部分を変えてくれ!」という要求はどんどんあげていきましょう。
やりにくい作業への不満点を上へあげるのは期間工の仕事ですが、それを実際に改善するのは社員の仕事です。
きっと普通の社員ならすぐに対応してくれます。
その際、社員を動かしやすい改善要望の仕方が2つあります。
まず1つ目は「数字で具体的に不満を挙げる」やり方。
ただ文句を言うだけなら誰でもできます。
それに「お前がまだ作業に未熟なだけだろ」って一蹴されてしまうことも。
だから、現状のデメリット・不満点を数字で表し、改善後の効果を具体化させると非常に効果的です。
「1日〇回もやりにくい作業があります。そのせいで合計△秒のロスが発生しています。
だから改善して欲しいです!」

正社員志望なら自分で改善して創意くふう等に利用すれば点数稼ぎにもなります。
2つ目の方法は「安全で脅す」やり方。
社員が最も嫌うのは、期間工に労災を起こさせること。
ケガをしたり物を壊したりするのはご法度という訳です。
だから、「このままだといつかケガするくらい大変なんだけど、それでもこのままやらせる?」
という風に、安全を盾に脅すのはかなり効果があります。
(伝え方は工夫する必要あり)
「この作業は肩への負担が大きいので、このままだとケガしてしまいそうです。
何か改善できないですか?」

改善方法は丸投げでも良いです。
でも改善案までこちらで言えば、自分の都合の良いように改善してくれるかも。
③本当に無理なら配属が変えられる
ここまでやって職場が何もアクションを起こさなかった場合、それはもうあなたの責任じゃありません。
堂々と作業に遅れても良いとおもいます。
例えラインがストップして炎上しても、火消しに走るのはライン外や職制です。
改善要望の声に動かなかった職場の責任ではないでしょうか?
そして、それが何度か続くようであれば、そのうち担当作業を外されて別の作業に移される可能性がおおきいです。
別に申し訳なく感じる必要はありません。
胸を張って、新しい作業を出来るように訓練しましょう。

物流担当になったけど、エレカの運転が絶望的な人がいました。
結局その人、部品を並べるだけ専属でメチャ楽工程を作ってもらってました。
うらやましい。。
④最終手段:満了を待って退職する
上記①~③でも効果が無く、やはり仕事がツラいとき。
その時は最終手段として、契約満了と同時に退職しましょう。
今回は運が無かったと割り切って諦めるが吉です。
ですが、どんなにツラくても契約期間途中での退職はおすすめしません。
バックレなんてもってのほかです。
会社に迷惑が掛かるのはモチロンですが、それ以上に損失が莫大だと考えます。
赴任のために寮へ引っ越したり、新生活のコストはおおきくかかっています。
それに途中で辞めれば入社祝い金も回収できず、満了金も発生しません。
帰任旅費も自分の懐から出さなければいけません。
稼ぐために期間工になったのにマイナスだらけ。
それに途中退職は今後に響きます。
改めて期間工をやるにしても、契約期間中に逃げ出したことはかなりの悪印象です。
面接時に響くこともあるので、避けた方が無難でしょう。
そもそも配属ガチャを避けるのも戦略

期間工の配属工程ガチャは確かにギャンブルです。
同じ賃金なのに、時間カツカツの激務工程もあれば、談笑しながらでも出来るゆとり工程もあります。
「どうしてもハズレ工程は避けたい!」って方は部品メーカーを選んでみてはいかがでしょうか?
部品メーカーなら、完成車・車体系メーカーと違ってゴリゴリのライン作業は少ない傾向にあります。
したがって時間的・肉体的にキツイ作業も少なめ。
(それでもハズレ確率0%にするのは不可能ですが…)
「当たり工程」の確率を少しでも上げる為に、部品メーカーに絞って応募するのも戦略の一つかもしれませんね。
たとえばデンソーやアイシンといった部品メーカーは全体的に小さな部品を使用しているので、肉体的には優しめと言われています。
特にデンソーの場合、女性比率が30%とのウワサもあります。
女性でも十分活躍できる作業強度なんですよね。

このように自分の持ち場で細かい部品をロボットにセットして設備オペレーターとして働く工程が多いようです。

車体メーカーと違って狭い車内に潜り込んだり、重量物を運んだりするのは少なめです
心配ならその道のプロに聞くのが一番!

確実なのは、その業界の人事情報に精通している人に聞くのが一番です。
ある程度自分の中で興味のあるメーカーを絞る事が出来たら、期間工.jpなどの期間工紹介会社で無料相談するのが一番手っ取り早いです。
紹介会社なら、各メーカーの人事部に通じています。
- どのメーカーが今忙しいのか?
- どの工場に配属されやすいのか?
- 面接ではどんな質問をされるのか?
こういった情報を事前に教えてくれます。
例えばダイエットをするときも、自分で手探りで頑張るよりもライザップなどでコーチを付けた方が圧倒的に痩せやすいですよね。
なぜなら自分に合ったダイエット方法や食事のとり方をトレーナーがコーチングしてくれるからです。
転職でも一緒です。
何も事前情報無し&すべて自力の調査で応募するのと、紹介会社経由で応募するのでは天と地ほどの情報格差があります。
期間工.jpなら登録無料でこういったサービスが受けられるので、本気で期間工で失敗したくない人はまずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
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