あっちのメーカーは残業20H、手当込みで35万。
こっちのメーカーは月21日勤務、土曜出勤アリで31万。
結局どこが稼げるか分かんないよ~~
メーカーによって給与モデルの計算はバラバラ。
横並びの条件で計算したいですよね。
こんにちは!当ブログ管理人のあおぺん(@blue_penguin01)です。
期間工の月給を募集サイトで見ると、月給目安が30万~35万など華やかな数字が並んでいますよね。
でも実際に働いてみるとモデル給与よりもガクッと下がっていることも少なくありません。
これって、メーカーによっては月給に皆勤手当を含んでいたり、土曜出勤が毎週のように組まれた「理論上の数字」で表して条件がバラバラだからなんです。
これじゃあ本当に稼げるメーカーがどこか、一目で判断するのは難しいですよね。
というワケで、徹底比較してみました。
主要な期間工の募集要項を見比べて、勤務日数や残業などを同条件にした場合、一体どこが最も稼げるのか?
6カ月~フル満了までの働く期間に分けてランキング形式で公開します!
「仕事がキツくてもいい、寮がオンボロでもいい。とにかくガンガン稼ぎたい!」
そんな人の参考になれば嬉しいです。
結論:稼ぎたいならこの3社から選ぶべし
そんなせっかちな方のために、先に結論からお話しします。
結論から言えば、
「2年以上の長期で働くならトヨタやデンソー、短期ならアイシンなどの入社祝い金が多いメーカー」
これが一番稼げる最適解です。
このテーブルのように、トヨタやデンソーは最大約3年のフル満了まで働き続ければ総支給1400万円以上がGETできます。
特にデンソーは入社祝い金がほとんど設定されていないのに、交代勤務や時給の年次UPが多いので最も稼げるメーカーとして挙げられていますね。
一方のアイシンはフル満了まで行くとほかのメーカーに劣るものの、半年間で約300万円という給料は他社比較でズバ抜けています。
やはり入社祝い金100万円によるブーストが後押ししている模様です。
短期で稼いでスパッと卒業するならアイシンが一番コスパよく稼げるってことなんですね。
そのほか入社祝い金が多いメーカーはこちらからチェック!
今回の記事における勤務条件の統一ルール
今回、メーカー各社の給料を比較するにあたり、統一した勤務条件のルールは以下の通りです。
まず、勤務日数はひと月に20日を基準とします。
年末年始・GW・夏季休暇がある月はモチロン下回りますが、年間で平均すれば20日計算が妥当でしょう。
また、残業は月あたり20H、休日出勤はカウントしません。
残業の量や休日出勤の有無は、メーカー以上に個々人の配属先に大きく左右されます。
残業・休出の多いメーカーでも配属先によってはほぼゼロの可能性もあり得ますよね。
したがって、残業は多くもなく、少なくもない20H程度で計算しました。
2024年の主なメーカーでの給与変動
続いて、2024年度に入ってからの主なメーカーでの給与変動についてまとめました。
- トヨタ→日給350円UP
- デンソー→日給100円~500円UP
経験者特別慰労金500円UP - アイシン→時給50円UP
- 三菱自動車→時給90円UP
- 豊田自動織機→日給400円UP
円安や物価高でどんどん生活が厳しくなっていく日本。
トヨタをはじめとする大手製造業では、春闘によって賃上げが続いています。
底辺期間工と言えど、日本を代表するクソデカ企業の末端社員。
大企業のメリットを最大限受け取ることができるのも、期間工の強みです。
その辺の中小企業勤めだったら、賃上げの波に乗れないですからね。
【24年最新】期間工の給料ランキング
ここからは、6カ月・1年・2年・フル満了と勤務期間を分けてチェックしていきます。
働く長さに応じて稼げるメーカーは変わります。
- 自分がどれだけの期間働く予定なのか?
- どれくらいのお金を稼ぎたいのか?
によって最適解は変わるので、しっかり確認してくださいね。
6カ月働いたときの給料ランキング
6か月間という短い勤務期間では、現状の最高効率はアイシンが該当します。
やはり入社祝い金が100万円という「バランス崩壊レベル」なのが大きいですね。
短期でガッツリ稼ごうという目的なら、アイシンやトヨタ、豊田自動織機といった入社祝い金と日給のレベルの高いメーカーを選ぶのが吉です。
一方でデンソー・三菱・ジヤトコといった満了金のクオリティが高いメーカーは短期ではあまりお勧めできません。
3年間トータルでは300万円クラスの満了金でも、短期間の契約ではその旨みが半減してしまうからですね。
以上のことから、6カ月程度の勤務期間なら入社祝い金が多いメーカーを優先して選びましょう。
- 入社祝い金100万円パワーでアイシンが最高効率
- 入社祝い金の少ないデンソーは半年間ではメリット少なめ
- 優先すべきは入社祝い金>満了金
1年働いたときの給料ランキング
ちょうど1年間の勤務では、期間工の平均年収は約438万円となります。
ランキングで言えば第7位と第8位の間くらいのポジションですね。
やっぱり期間工のような無資格・未経験からでも400万円以上の初年度年収が期待できるのは夢を感じさせてくれます。
そのうえ家賃・水光熱費ゼロなので貯金や借金返済に強い職業だというのは紛れもない事実かと。
さて、1年間の勤務期間でメーカーを選ぶポイントは「入社祝い金と普段の給料のバランス」です。
最初の1年間は初回契約時に貰える入社祝い金がまだ給料の大きなウエイトを占めています。
だからアイシンのような祝い金の支給が多いメーカーは年収も高くなる傾向がありますね。
入社してみて会社に合う・合わないの好みがあるので、入社後1年の短期で辞めるリスクを考えると入社祝い金を優先した選び方をしてもよさそうです。
一方で祝い金の設定が無いデンソーも1年目以降ぐんぐんと給料が伸びてきています。
やはり満了金・普段の給与スペックが高いので、祝い金が無くても稼げるメーカーとして選ばれる理由がここにあるんです。
そのほか穴場のメーカーとしては日産自動車九州に要注目。
九州のメーカーながら、年収予想は424万円。
たった一つの工場で1年に180人近くが正社員採用されています。
九州内で期間工を選ぶのなら、日産自動車九州が第一候補になりそうですね。
- 平均年収は438万円程度
- 1年間の勤務なら、入社祝い金を優先してもOK
- 意外とトヨタ系以外のメーカーでも400万円overの奮闘
2年働いたときの給料ランキング
2年間の給料合計の比較です。
上位陣は完全にトヨタ系で固まってきていますね。
しかし、ついにアイシンが首位陥落。
アイシンは初期スペックは高いのですが、年次昇給無し&満了金低めということもあって長期契約には不向きです。
アイシンを選ぶなら1年前後の勤務に限った方が効率は良いでしょう。
まあそれでも4位とハイスペックなんですけどね。
日産系では日産(追浜工場)が第7位にランクイン。
日産(追浜工場)では組立て配属になると満了金が毎月+1万の増額があります。
キツい分稼げるのが嬉しいところですよね。
そして何より日産系列の良いところは寮がメチャクチャきれいなこと。
これは給料という数字では表されませんが、長期で働くならとっても大事な要素です。
特に日産の追浜工場と横浜工場は寮のキレイさが圧倒的SSSランクなので、プライベートとの両立を目指すなら要チェックです。
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- 上位陣はトヨタ系がほぼ独占状態
- アイシンを選ぶなら2年以上は入社祝い金のメリットが薄め
- 長期で働くなら寮や周辺環境と給料のバランスもチェックすべし
フル満了までの給料ランキング
フル満了まで働いたときの給料比較です。
やはりTOP2はデンソー&トヨタ自動車。
3位の豊田自動織機に100万円以上の差をつけての圧倒的勝利です。
やはり「迷ったらトヨタかデンソー」という不動の黄金律は事実。
もちろん残業などによって多少の上下はありますが、基本となる給料・祝い金・満了金の三拍子が揃っているのがこの上位メーカーたちということです。
それが特に最強なのがトヨタ。
日給は昇給アリで全メーカー中TOP、祝い金は60万で上位帯、満了金も300万円の超高額支給。
とにかく給料面でハイスペック&手堅く稼げるのがトヨタなんです。
やはり「とにかく稼ぎたい!」って方にはトヨタをオススメしたいですね。
また、見逃せないのは三菱自動車が2024年春に時給がUPしたこと。
これにより一気に稼げるメーカーになりました。
特に三菱は寮での食費が無料という特典が付いています。
1食当たり400円換算すると、年間で30万円以上の節約になるんです。
つまり3年で100万円近くの手取りが増えているのと同レベル。
給料以外にも節約にこだわるなら十分選択肢に入るんですよね。
三菱の食費無料みたいな福利厚生は給料には表れないから要注意です!
- フル満了までめざすならデンソー・トヨタは圧倒的
- 基本となる日給or時給・入社祝い金・満了金の三拍子が揃ったメーカーを選ぶべし
- 寮食費が無料の三菱など、福利厚生も要チェック
給料以外も比較して選び方を考えてみた
期間工って稼ぎはいいけれど、その分病んでしまいやすい仕事です。
なぜなら、肉体労働はツライし寮生活は息苦しい。
しかも非正規雇用だから生活が不安定になる可能性が大いにあるから。
だから、給料だけじゃなく色んなスペックを比較するのも重要です。
せっかく稼げても、継続できなかったら意味が無いですからね。
例えば寮のクオリティを上げて快適な生活ができるようにするなら日産横浜・追浜工場が人気。
一方で正社員登用を目指すなら面接が無い豊田自動織機は意外と穴場だったりします。
このように、給料以外の条件を比較した記事も用意しているので、気になったらチェックしてみてくださいね!
最新の情報は期間工.jpでチェック!
このように支給される給料や手当のたった一面を見るだけでは稼げるor稼げないの判断は不可能。
本気で稼ぐことに特化したいのであれば、給与全体をしっかり比較することが大事です。
自動車業界の場合、これに加えて景気や生産計画の忙しさもモロに影響が出ます。
「今この瞬間どの会社が一番稼げるのか?」は残念ながらネット情報などでは簡単に調べることができません。
確実なのは、その業界の人事情報に精通している人に聞くのが一番です。
ある程度自分の中で興味のあるメーカーを絞る事が出来たら、期間工.jpなどの期間工紹介会社で無料相談するのが一番手っ取り早いです。
紹介会社なら、各メーカーの人事部に通じています。
- どのメーカーが今忙しいのか?
- どの工場に配属されやすいのか?
- 面接ではどんな質問をされるのか?
こういった情報を事前に教えてくれます。
例えばダイエットをするときも、自分で手探りで頑張るよりもライザップなどでコーチを付けた方が圧倒的に痩せやすいですよね。
なぜなら自分に合ったダイエット方法や食事のとり方をトレーナーがコーチングしてくれるからです。
転職でも一緒です。
何も事前情報無し&すべて自力の調査で応募するのと、紹介会社経由で応募するのでは天と地ほどの情報格差があります。
期間工.jpなら登録無料でこういったサービスが受けられるので、本気で期間工で稼ぎたい人はまずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
- 自分の希望に合った期間工がないか、相談に乗ってくれる
- 未公開求人などを紹介してくれることも
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