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【期間工FIRE入門】FIREとは?自分に適した早期リタイア方法を知ろう!

こんにちは!当ブログ管理人のあおぺん(@blue_penguin01)です。

今回から複数回にわたって新シリーズ「期間工FIRE入門」をお届けしたいと思います!

当ブログでは期間工として働きながらFIREを目指すことをテーマに発信をしています。
この「期間工FIRE入門」では、FIREのことを知らない方も十分に理解ができるように、基礎的な知識からご紹介していきます!

この記事でのねらい

  • FIREとは何か?を理解しよう!
  • 自分が目指すべきFIREの種類を決めよう!

FIRE/セミリタイアを目指す現役期間工。
期間工生活2年8カ月で1000万円の資産形成しました!
期間工歴3年/現在2社目

あおぺんFIRE@期間工×投資をフォローする

FIREとは?

「FIRE」とは?

「Financial Independent, Retire Early」の頭文字を取ったもの。
「FI=経済的自由」と「RE=早期退職」の2つをかけ合わせた造語です。

簡単にひとことで言ってしまえば、「投資などで資産を築き、働かなくても生きていけるようにし、自由気ままに生活を送る」こと。

元々はアメリカの20-30代の若者中心に広がってきた考え方ですが、書籍の発売や日本人達成者の声がネットで発信されるにつれて、日本でも市民権を得てきました。

「FIRE」と「早期退職」の違いは?

昨今ではいろいろなメディアで聞くようになってきた「FIRE」ですが、一昔前は似たような意味で「早期退職」や「アーリーリタイア」なんて風にも呼ばれたりしていました。

「FIRE」と「早期退職(アーリーリタイア)」は、資産を築いてから定年よりも早く仕事を辞める点については共通しています。

しかし、「FI(=経済的自由)」の部分が有るか無いかが最も大きな違いになっています。
まずはこの2つの違いについて考えてみましょう。

今までの「早期退職」の特徴

早期退職では貯めた資産の中から生活費を引き出して暮らすため、リタイア年数が長くなればなるほど資産が枯渇する恐れが出てきます。

例えば貯めた資産が1億円。1年間の生活費が400万円だったとした場合、
1億円÷400万円=25年。25年後には必ずマイナスになってしまうため、リタイアする年齢が若ければ若いほど、高齢になった時にゲームオーバーになる可能性が高まります。

あおぺん
あおぺん

人生100年時代&老後2000万円問題などを考えると、ただ早期退職するだけではリスクが大きいでしょう。

新しい退職「FIRE」の特徴

一方でFIREの場合は、資産を現金ではなく株式や不動産などの金融商品で保有します。
そのため、生活費を引き出したとしても、金融資産の価値が上がることでカバーが可能です。

先ほどの例で言えば、保有する金融資産が1億円。1年間の生活費が400万円の同条件だった場合、
保有する金融資産が年間利回りが4%を超えていれば、半永久的に資産が減らない計算になります。

現金の場合は25年で底をついてしまいますが、金融資産なら25年後も1億円がそのまま残る計算です。

このように、将来のお金に心配する必要のない状態を「FI=経済的自由」と言います。

この状態なら、労働しなくても十分な収入が確保できます。
空いた時間で趣味や本当にやりたい仕事などに自分の時間を注力することができます。

あおぺん
あおぺん

「お金のことは心配しなくても良くなったから好きなことで生きていこうぜ!」
というのがFIREです。

あなたはFIREしたら何がしたいですか?

FIREには4つの種類がある!

「FIRE」とは言ったものの、その生活の形には複数の種類があります。

大きく分けて、以下の4種類が挙げられます。

  1. Fat FIRE
  2. Lean FIRE
  3. Side FIRE
  4. Barista FIRE

この4種類はそれぞれに特徴があり、FIREに必要な金額も、FIRE達成後の生活の過ごし方も、大きく異なっています。

この4種類のFIREについて、どんな特徴があるのか?メリット&デメリットを見ていきましょう。

あおぺん
あおぺん

このほかにもCoast FIREというものもありますが、
RE(早期退職)の部分が無いため今回は割愛します。

【Fat FIRE】圧倒的資産で悠々自適な暮らし

「Fat FIRE」では、圧倒的な資産金額を蓄えて、日々の生活に一切のガマンをすることなくFIRE生活ができる、言わば「FIREの王様」です。

超大金持ちの人が悠々自適と毎日のんびり暮らすイメージといったところでしょうか。

FIREの最も理想的な形と言える一方で、その達成は非常に困難だと言わざるを得ません。
具体的にはFat FIREの場合、最低でも1億円以上の金融資産が必要だと言えるでしょう。

もともとの仕事が高収入だったり、投資によって莫大な利益を得たり、とても長い年月を掛けて資産形成したり。

いずれにせよ達成ハードルは非常に高いですが、その先にあるのは夢にまで見たような自由気ままな暮らしです。

Fat FIREのメリット

莫大な資産のお陰で節約をする必要が無く、悠々自適に暮らすことができる!

Fat FIREのデメリット

場合によっては数億円レベルの資産が必要で、達成するのが非常に困難。

【Lean FIRE】資産は少なくても質素な暮らし

前述のFat FIREと対をなすのが「Lean FIRE」と呼ばれるもの。
豊富な資産でFIRE生活をより豊かなものにするのがFat FIREであるのに対し、Lean FIREではごく少額の資産でも達成可能です。

ネット上では400万円や900万円といった非常に少ない資産額でもFIRE生活を送っている人もいます。
このような超低額FIRE生活を可能にしているのは、日々の生活費を極限まで切り詰めているのが最大の理由です。

例えば食費は毎月5,000円程度、家賃は1万円など、常人では考えられないような低支出がLean FIREを可能にしています。

自分の生活で本当に必要なものと、低コストにしても良いものを徹底的に仕分けし、日常生活のコストは必要最低限にするというのがポイントです。

あおぺん
あおぺん

「自由な時間>日々の生活の豊かさ」という価値観を象徴とするのがLean FIREの特徴です。

Lean FIREのメリット

生活費を下げることが出来れば数百万円レベルの低資産でもFIRE生活を目指せる!

Lean FIREのデメリット

非常に質素な倹約生活をする必要があるので生活の質が低くなる。

【Side FIRE】副業収入と資産収入の二刀流

Fat FIREとLean FIREでは、資産額や日々の生活費の大きさに差はあれど、「一切働かないでも生きていける」という点は共通点でした。

しかしFatでは莫大な資産、Leanでは極端な倹約生活が必要だったりと、現実的には難しい部分が大きいです。

その点Side FIREでは、無茶な節約をしなくても2,000万円程度でも達成可能です。
資産収入では生活費を全てカバーできないので、足りない部分は個人で働く副業で補うのが「Side FIRE」です。

最近ではUber Eats(ウーバーイーツ)やメルカリ販売、Youtubeなど個人で稼ぐ方法は非常に多くなっています。

資産所得だけでなく個人事業主レベルの小さなビジネスをすることでお金の流動性を高めているのが良い部分で、もし資産が暴落してもある程度はカバーできます。

あおぺん
あおぺん

日本でFIREを目指す際に最も目標にされやすいのがこのSide FIREでもあります。

当ブログ管理人のあおぺんもその一人。

Side FIREのメリット

個人ビジネスで収入を補うので、中程度の資産額でもFIREできる!

Side FIREのデメリット

個人ビジネスを育てるのが難しく、収入が安定しない可能性がある。

【Barista FIRE】アルバイトと資産収入の二刀流

最後に、「Barista FIRE」では、Side FIREと同様に資産収入のほかに労働をして収入をカバーします。

前述のSide FIREとの違いは、副収入として得るのが個人事業なのか、それともバイトなどで雇われているのかです。

個人事業主としての活動が収入の柱として成立できれば問題無いのですが、イチからビジネスを立ち上げるのは簡単ではありません。

そこでBarista FIREでは、フルタイムではなく週に数日、必要な金額だけアルバイトなどで稼ぐというのが特徴です。

Barista FIREのメリット

中程度の資産でもFIRE可能で、バイト収入も基本的には安定している!

Barista FIREのデメリット

結局週に数日は誰かに雇われて労働しなければいけない。

【まとめ】あなたに合ったFIREの形は?

いかがだったでしょうか?
FIREにもいろいろな種類があり、必要な資産額も生活方法もそれぞれです。
おさらいとして、4種類のFIREを表にしてまとめてみましょう。

必要資産労働の有無生活レベル難易度
Fat FIRE1億~数億円無し悠々自適★★★★★
Lean FIRE数百万円~無し超倹約★★★★
Side FIRE2千万円~個人ビジネスで
必要な分だけ
普通レベル★★★
Barista FIRE2千万円~アルバイトで
必要な分だけ
普通レベル★★

ここで記載した必要資産は、あくまで一般的な生活を考えた時の一例です。
Lean FIREが非常に低資産で達成できるように、FIREに必要な資産額は、日々の生活費から逆算されていくものです。
つまり、必要資産額に正解は無く、あなたの生活レベルによって目標額は異なります。

この4種類のFIREは、自分がどれくらいの資産なら貯められそうか、FIRE後にどんな生活が送りたいかによって定まってきます。

では、自分がFIREに必要な資産額はどうやって算出したらよいのか?

次回はFIREに必要な資産額の算出の仕方について考えてみましょう!

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