夏の工場暑過ぎて死にそう。
しかも汗でシャツが背中にへばりついて超不快。。
汗をかいた瞬間から吸い取ってくれる
爆速ドライインナーがオススメ!
こんにちは!当ブログ管理人のあおぺん(@blue_penguin01)です。
夏の工場勤務って、冗談抜きに死ぬほど暑いですよね。
熱中症対策もむなしく、毎年何人もの作業者が熱中症で倒れていくのを見かけます。
たとえ熱中症にならなくても常に動き回るという仕事上、夏場は汗をかく量がハンパじゃないです。
一説によると8時間の工場勤務で12リットルの汗をかくとか。
かく言う私も超汗っかきなので、仕事中は全身から汗を垂らしながら作業しています。
特に背汗がひどくて、仕事が終わると作業用シャツの背中全面が変色しているほど。
汗で濡れていて背中にシャツが吸い付く感じがたまらなく不快です。
ですが趣味の登山で使っていたインナーが古くなったので仕事用に変えたらメッチャ快適になったので、今回は最強の汗かき対策インナーをご紹介したいと思います。
実際に使うと爆速ドライでかなり革命的でした!
ミレーのインナーは登山で使われる高機能インナー
今回ご紹介する汗かき対策インナーは登山メーカー「Millet(ミレー)」の「ドライナミックメッシュインナー」というもの。
私は趣味の山登りによく使っていたんですが、汗をすぐに乾かしてくれる高機能さが売りで登山界では超定番のアイテムです。
それを工場勤務で使ったところ汗の不快感が激減したので今回記事にしたという訳ですね。
地肌とシャツの間に空間を
ドライナミックメッシュは文字通り「メッシュ生地」で出来ているのですが、一般のスポーツウェアと異なりメッシュの網目が非常に大きいです。
イメージとしては戦国時代のサムライが着た鎖かたびらみたいな感じ。
だからボコボコしたインナーを着ることで、作業シャツが地肌に密着することを防ぐんですね。
それによって汗で濡れたシャツがピタっと背中にくっつくあの不快感を避けることができます。
毛細血管現象で爆速ドライ
ドライナミックメッシュの素材はポリプロピレンという水分を含みにくい素材を使っており、地肌についた汗をすぐにシャツに逃がす性質を持っています。
また、このアミアミ状の繊維構造は「毛細血管現象」によってすぐに汗を吸い上げてくれるんですね。
毛細血管現象は、細かい繊維に水分を与えると重力に逆らってでも繊維内に浸透する仕組みのことを言います。
液体にティッシュを浸すとジワッと上に登ってくるアレです笑
この現象のお陰で汗は肌の表面にとどまらず、作業シャツにバトンパスをする役割を持っているんですね。
結果としてシャツから汗が蒸発するスピードが速くなり、ベトベトの不快感が無くなる爆速ドライを実現するって仕組みです。
実際に仕事で使って比較してみた
さて、商品スペックの話はさておき、実際に仕事で使用してみたビフォーアフターを掲載したいと思います。
結果は下記画像のとおり。
こちらの画像は仕事終わりのシャツをすぐに脱いで帰宅後に撮影したものになります。
未着用時は中に綿100%のタンクトップを、着用時はドライナミックメッシュインナーを着ています。
やはり背汗の染み具合が一目瞭然で差が生まれていますね。
未着用時は背面を中心に広範囲へ汗が染みこんでいます。
これだけ染みこむと、シャツの繊維内が水分でいっぱいになるため乾くのにも非常に時間が掛かります。
一方で着用時は汗染みは薄っすらあるものの、未着用時に比べて明らかに少ないです。
水分量が少ないため蒸発するスピードも速いんですね。
画像からは分からないのですが、着用時は正直汗を感じることがありませんでした。
もちろん顔や頭、手は汗をかいているんです。
でも背中やお腹などはメッシュインナーが密着していて、汗をかいたそばから吸い取ってくれるので、汗がタラリと落ちる不快感がゼロでした!
メーカーの実験では、サッカー選手に着せてもハーフタイムまでにユニフォームをビショビショにさせなかったとか。
【ミレー】ドライナミックメッシュのデメリット
ここまでミレーのドライナミックメッシュについて賞賛の嵐でした。
しかし残念ながら「見た目」と「値段」2つのデメリットがあります。
インパクト抜群な変態的見た目
ドライナミックメッシュの最大のデメリットは、やはりその見た目でしょう。
身体はスケスケで乳首もまる見え(女性用はまだマシですが)。
全身網タイツみたいで、かなり変態チックです。
幸いにしてインナーとして着るものなので人目には付きにくいのが救い。
見た目のインパクト以上に、実用性が高くて夏場の不快感を避けられるので、こればっかりはガマンです。
仕事終わりに寮の浴場などで脱ぐ際は要注意です。
どうしても恥ずかしい場合は、後述の代替品を選んでも良いかも。
普段の仕事で使うには値段が高め
そして値段が非常に高額なのが手痛い弱点です。
ミレーの希望小売価格は5,300円+税。
登山用品メーカーらしく、値段も超一流なんです。
「仕事で使う下着なんかに5千円以上も出せないよ!」
って人の方が大多数だと思います。
私自身、仕事のためだけに着るのであれば絶対に買わない価格帯ですし。
ですが、趣味でスポーツをしたりする人は仕事と兼用で買ってみるのも良いかもしれません。
何度も伝えている通り、汗をかいた瞬間から吸い取ってドライにしてくれる効果は圧倒的です。
【まとめ】性能は最強。価格も最強。まずは廉価品からお試しを
いかがだったでしょうか?
ミレーのドライナミックメッシュインナーは汗を瞬時に吸い取ってドライな状態をキープする効果が高い一方で、高価格で変態チックな見た目がハードルが高いことが分かりますね。
アマゾンなどで、「おたふく手袋」というメーカーがこれに似た商品を販売していました。
価格は1,000円前後で、見た目も若干透けていますがかなり許容できそうな感じです。
生地の効果は何とも言えませんが、近い構造をしているのである程度はドライに保ってくれるかも。
今回気になった方はこちらの廉価品から試してみるのも良いかもしれませんね。
汗を制する者は夏の工場勤務を制す、です。
コメント